10年以上前に勤めていた企業で企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入していました。
企業型DCに預けているお金は、特別な事情がない限り60歳まで引き出せません。
退職後は派遣社員として勤めていたので、受けとった退職金も多くなかったので、ないものとして考えていました。
2017年の改正で国民年金を納めていれば60歳未満なら原則誰でもiDeCoに加入できるということがわかり、ほったらかしにしていたお金を活かせるのではないかといろいろと調べてみました。
退職後、企業型DCに預けていたお金はどうなったか
10年前に退職するとき、証券会社からは新たに掛金を拠出することはできず、60歳まで引き出すこともできないと言われました。
当時の確定拠出年金制度はそういうものだったようです。
年に数回、証券会社から資産残高のお知らせが届いていましたが、掛金をかけることもできず手数料を引かれるばかりだったので、60歳で受けとれる金額もわずかだろうとほったらかしにしていました。
今回なにか活かす方法はないかと調べてみると、2017年の改正で国民年金を納めていれば60歳未満なら原則誰でもiDeCoに加入できるということがわかりました。
今の状況を確認するために証券会社に確認してみると、なんといつのまにやらiDeCoの運用指揮者になっていました。
iDeCoの運用指揮者だと、新たに掛金がかけられず手数料が引かれる一方です。
毎月掛金を拠出して資産運用できるようにしたい、慣れ親しんでいる証券会社に移管したいと伝えると、移したい証券会社で手続きをすればできるとのことでした。
証券会社をどこにするか
すでにSBI証券と楽天証券で資産運用をしていて、どちらでiDeCoを運用するかすごく悩みました。
SBI証券は、iDeCoで運用するならここがいいかなという運用商品がありました。
楽天証券は、難しいことが苦手な私にも理解しやすいサイトやマニュアルがあり、サポートも手厚そうでした。
かなり悩んだ結果、SBI証券でiDeCoを申し込むことにしました。
SBI証券でiDeCoを申し込む
SBI証券 iDeCoのページにいくと、iDeCoのことがさらにわかります。
SBI証券 iDeCoページはこちら
私の場合、iDeCoの運用指揮者から加入者になること、すでに他社にあるiDeCo資産をSBI証券に移す「運営管理機関の変更」という手続きをしなければならないということがわかりました。
iDeCoの口座は一つの金融機関でしか開くことができません。
このため、現在利用されている金融機関以外でiDeCoの取引をしたいと思ったら、iDeCoの資産を他社へ移す「運営管理機関の変更」という手続きが必要です。
(SBI証券のiDeCoサイトより)
iDeCo書面申し込み資料請求フォームから資料を申し込んで、約1週間で資料が届きました。
申し込みの書類を完成するには、勤務先に書類に記載してもらったり、本人確認書類などが必要です。
40代 iDeCoで資産運用
なんとか申込書類を郵送し終えて、ひとまずほっとしています。
手続きが完了するまで、1ヶ月半から3か月かかるようです。
iDeCoの運用や移管手続きにも手数料がかかりますが、ほったらかしで手数料が引かれるばかりよりも、多少でも運用できるようになるのはうれしいです。
iDeCoの制度も年々変わってきて、2017年の改正で国民年金を納めていれば60歳未満なら原則誰でもiDeCoに加入できるということも、今回調べてみて初めて知りました。
以前は、60歳まで引き出せないなんて続けられない!と思っていましたが、今はこつこつとでもiDeCoを運用して老後資金を増やしていきたいと思っています。
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