ハイキュー!! 4巻『ライバル』の簡易あらすじと感想です。
エースとリベロ、新しいコーチが揃い、ようやく始動した“チーム烏野”
ついに因縁のライバル・音駒高校との練習試合が始まる!
Contents
第26話 決断
・GW中に音駒高校と試合をすることになる烏野
・試合に出るセッター選びに迷う烏養コーチ
・菅原の決意
第27話 ネコとカラスの再会
・音駒戦のスタメンが決まる
・“小さな巨人”と同じ10番をつける日向
・翌日、音駒メンバーと対面
・狐爪研磨(こづめけんま)と再会する日向
第28話 “鬼”と“金棒”
・音駒対烏野 試合開始
・攻撃が次々と決まり、調子がいい烏野
・様子を伺う音駒
第29話 “脳”
・徐々に烏野に対応しはじめる音駒
・指示を出しているのは狐爪
・超人がいなくても地道に丁寧に1点1点を積み重ねていく音駒
・第1セット 25-22で音駒がとる
第30話 飛び方
・第2セット開始
・音駒・犬岡に立て続けにブロックされる日向。しかし、心が折れるどころか“わくわく”している
・目を瞑りながらスパイクを打つのをやめて、ブロックを避けようと試行錯誤する
第31話 ライバル
・日向の試行錯誤が続く。サポートする2,3年
・日向と犬岡の攻防が周囲のメンバーたちにも影響を与える
・互いをライバルと認め合う両チーム
第32話 大人ネコと雛カラス
・第2セット 音駒18-15 烏野
・音駒のキャプテン・黒尾が熟練した攻撃を見せる
・荒削りで不格好な力技だけが武器の烏野は攻めまくる
第33話 “繋ぐ”ということ
・第2セット 音駒22-20 烏野
・追い上げる烏野とつなぐ音駒
・セットカウント2-0で音駒が勝利する
・その後の試合でも音駒にことごとく連敗する烏野
・公式戦で再び戦うことを誓う両チーム
第34話 再戦を誓って
・仲を深める両チーム
・全国大会で再戦を誓い合う両チームメンバーとコーチ達
・IH予選にむけて気を引き締める烏野メンバー
感想
スガさんの決意
因縁の音駒戦を前に、試合にでるセッター選びに迷う烏養コーチ。
自分が高校生の時にスタメンだったのはたったの1回きり。
それだけに試合にでられない側の気持が痛いほどわかるのでしょうね。
そんな時、迷いを吹き飛ばすようなスガさんの言葉がありました。
ひとつでも多く勝ちたい
次へすすむ切符がほしい
それができるのが影山なら、迷わず影山を選んでほしい
自分は自分で、正セッターじゃなくても試合に出ることは絶対に諦めない
なかなか言える言葉じゃないです。
烏養コーチは、昔の自分のようにスガさんは試合に出られなくてくやしいと思うにちがいないと思っていたのかもしれません。
でも、スガさんは個人の想いを超えて大きな視野で烏野チームをみていたのですね。
自分が高校生のときにこんな言葉言えるかな・・・と思いましたが、
スガさんは1年生の頃から大地さんや旭さんと3人で“飛べない烏”から這い上がろうと頑張ってきました。
だからこそ言葉なのですね。深いです。
日向の試行錯誤
日向にとって唯一で最強の攻撃「変人速攻」が音駒の犬岡に止められてしまいました。
そこから日向の試行錯誤がはじまります。
ことごとくスパイクを止められると普通なら心が折れるものですが(そういえば旭さんが伊達工の鉄壁に心折れてましたね。)、日向はうれしそうです。
中学の頃とは違って、戦う術を身につけた日向。
それに、今は影山という(猫又監督曰く)“とんでもねぇバケモン”がいます(笑)
影山のトスとあとちょっとの工夫があれば打ち抜ける気がすると、何度も繰り返す日向。
こういう日向の貪欲な姿勢が、試合中の急成長につながるのでしょうね。
それを見守る2,3年たちも頼もしいです^^
ライバル
デコボコちぐはぐの烏野にたいし、音駒は“脳”であるセッター(狐爪)を中心とした攻撃も守りも熟練感のある、まさに“大人ネコ”な戦いぶりです。
”大人ネコ”・音駒に必死にくらいつく”雛カラス”・烏野(笑)
ギリギリの戦いの中で互いに影響し合い 時に実力以上の力を引き出す まさに“好敵手”
猫又監督の言葉通り、ライバルに触発されて、烏野のチームとしての個性が徐々に見えてきたように思いました。
お互いをライバルと認め合い、全国の舞台で“ゴミ捨て場の決戦”を実現させることを誓った両チーム。
特別バレーが好きなわけじゃないという研磨に
つぎは絶対・・・必死にさせて
俺達が勝って そんで―
“悔しかった”とか
“楽しかった”とか
「別に」以外のこと
言わせるからな!!!
と宣言する日向。
さて、研磨にそんなことを言わせられる日は来るのでしょうか?
カバー下の2人は?
ツッキーと山口でした~
まとめ
ハイキュー!! 4巻いかがでしたか?
1年生が入部し、すったもんだしていた2,3年メンバーも戻ってきて、チームとして再始動した烏野。
因縁のライバル・音駒との初試合は、熟練感のある音駒の勝利でした。
烏野はまだまだ”雛カラス”ですが、ポテンシャルは無限大!
不格好で荒削りな烏野高校排球部がどう進化していくのか、今から楽しみです!
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