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ネタバレ 感想 | ハイキュー!! 36巻の簡易あらすじと感想

ハイキュー!! 36巻 『おれの勝ち』の簡易あらすじと感想です。

春高3回戦・対音駒戦。

孤爪の徹底的な“日向潰し“に対して影山が打った策はなんとオープン攻撃!

日向の復活につながるでしょうか。

春高3回戦もクライマックス。日向と孤爪の勝負の行方が気になります!

表紙と裏表紙

表紙は、日向と音駒・孤爪です。

ゴミ捨て場で、ナイフを持って相対する2人。

物騒なものを手にもっていますが、「真剣勝負」という意味合いがあるのでしょうか。

日向のワクワク顔(笑)

裏表紙は、音駒の犬岡と灰羽。音駒の「2枚の盾」ですね。

第315話 こうげき

・ハイセット(高いトス)からの日向の攻撃。タイミングが合わずボールをかすってしまうが、ボールは音駒側に落ちる。第2セット 音駒22-22烏野

・影山の強烈サーブを上げる山本。ラリーになる

・ふたたび真ん中に高いトスをあげる影山

・「ドン」とジャンプした日向のスパイクが決まる。烏野崖っぷちでブレイクポイント音駒22-23烏野

・日向がいつもよりも跳んでいると感じる烏野メンバー

・攻撃のリズムを変えてきた烏野に対し、音駒は犬岡を入れる。灰羽と犬岡が並び、前衛が高くなる

第316話 ライバル・2

・孤爪のサーブ。絶妙な位置を狙うが、烏野に見極められる

・日向・影山の速攻は犬岡に止められる。烏野側に入ったボールを影山がレシーブ

・田中が真ん中にオープントスを上げる

・日向のジャンプに対してタイミングを我慢してブロックをする音駒

・ブロックの指先を狙った日向の攻撃が決まる。セットポイント 音駒23-24烏野

・宮城GW合宿後に、猫又先生からWSをやってみないかと言われる犬岡

・田中の強烈サーブをレシーブする犬岡。灰羽がスパイクを決める

・音駒・手白球彦がコートイン

第317話 更新(アップデート)

・音駒24-24烏野

・手白は天井サーブを打つ

・乱されそうになるが、焦ることなく対処する烏野。東峰がスパイクを決める

・ふたたび烏野のセットポイント 音駒24-25烏野

・日向のサーブ。犬岡のスパイクを月島がワンタッチ

・烏野のシンクロ攻撃オールに対し黒尾がワンタッチ。両校のブロックが冴える

・音駒のシンクロ攻撃。山本のスパイクを日向がレシーブ。レシーブしたボールは音駒のコートに落ちる

・第2セット終了 音駒24-26烏野

第318話 相棒

・セットカウント1-1

・メンバーの士気を高める黒尾

・“人見知り““引っ込み思案″だったころの黒尾を思い出す研磨。バレーボール、猫又監督との出会い

・しんどい時間は越えてきた ごほうびタイムだ そんでこのごほうび 俺達どちらか これがさいご

第319話 ガーディアンズ

・さあ 最高のバレーボールをしよう

・スタートから怒涛のラリー 互いにナイスレシーブを決める両校のリベロ

・影山のサーブが決まる

・影山の2本目のサーブは海にレシーブされ、灰羽がスパイク

・研摩の絶妙な場所を狙ったサーブに乱される烏野。日向のオープン攻撃は夜久に完璧にレシーブされる

・レシーブの後、バックアタックの助走をすばやく空ける西谷

・自分が拾って終わりじゃない 如何に次へ繋ぐか バレーボールの根幹

・敵であると同時に、互いが互いの“師”

第320話 師弟・2

・合宿で黒尾からリード・ブロックを叩き込まれる月島

・音駒・黒尾と烏野・月島のリード・ブロック

・田中のスパイクは黒尾のリード・ブロックによりアウトになる。第3セット 音駒6-6烏野

・東峰のスパイクは灰羽のリード・ブロックにより黒尾にレシーブされる

・勝てないと思う月島。しかし、黒尾のバックアタックをワンタッチする

・最短 真ん中 高さ勝負。月島のスパイクが決まる。笑顔の月島

第321話 禽獣角逐(きんじゅうかくちく)

・西谷のミラクルプレー

・盛り上がる雰囲気のなか、どこまでも地味で冷静な孤爪

・好プレーを見せる両校

・黒尾のサービスエース 音駒14-14烏野

・コートインする菅原。菅原を含めたシンクロ攻撃。澤村のバックアタックは、ネットにひっかかるが音駒のコートにインする

・勝負事で 本当に楽しむ為には強さが要る

・再び犬岡がコートイン

第322話 おれの勝ち

・試合前、「研磨に勝つ!」と宣言する日向

・コート上で意地を張りあう日向と孤爪 音駒16-17烏野

・犬岡がコートインする

・孤爪の絶妙な位置を狙ったサーブを田中がレシーブ

・日向のスパイクに対し犬岡と灰羽の高いブロックが控えるが、ブロックの間をぬって決まる。よく視えている日向

・田中のサーブは犬岡に完璧にレシーブされる。スパイクも決める犬岡

・再び音駒・手白がコートイン。手白の天井サーブ

・東峰のスパイクは福永にレシーブされる。孤爪・黒尾の連携攻撃

・西谷のレシーブ。日向のスパイクに音駒の3枚ブロック

・フェイントをかける日向。それをよんでいた孤爪

・しかし前に落とすと見せかけてのロングプッシュ!取り損ねる孤爪

・倒れ込む研磨「たーのしー」

・驚く音駒メンバー

・ガッツポーズ日向。笑顔の黒尾

感想

日向の復活と影山の成長

研摩の徹底的な“日向潰し“に対して影山が打った策はなんとオープン攻撃!

しかもど真ん中に高いトスを上げます。

オープン攻撃とは
高く上げたトスに合わせて余裕を持って助走を始める3rd・テンポの攻撃
(仁花脳内メモより)

十分な助走距離を取り「ドン」と床を蹴った日向は、皆が驚くほどの高さでジャンプします。

長身の選手たちにも驚かれているので、長身選手がジャンプする高さかそれ以上の高さで跳んでいるのでしょうか。

最初の大ジャンプではボールをとらえきれなかったものの、「ドン」のジャンプに慣れてくる日向。

ブロックの指先を狙って打ったり、腕の間にボールを通したり、かなり視えている様子です。

だんだんと“小さな巨人”に近づいてますね!

そんな日向をみて、いやーな顔をするブロッカーたち(ツッキー含)

「はやさ」が武器の日向に、「高さ」という武器ももたらした影山。

スガさんの言葉。

単調なオープン攻撃を敢えて選択することは

影山(セッター)にとって勇気の要る事

”はやさ”に囚われる影山は もう居ない

35巻で鳥飼コーチが影山に言った「勇気だしていこー」はここにつながるのですね。

このこともそうですが、どんな劣勢の状況でも強烈サーブを決めたり、音駒戦全体を通して影山の冷静さを感じました。

まさに「静かなる王」です。

ライバル 犬岡

初めての音駒との練習試合で、スパイカーとブロッカーとして相対した日向と犬岡。(第4巻)

今までブロックは怖くて嫌なだけだったのに、あいつが目の前に来るとわくわくするんだ

日向にとって犬岡は、他校ではじめてライバル心を感じた相手です。

しかし、その後の試合で犬岡がスタメンから外れているなと思ったら、MBからWSに転向していたのですね。

レシーブが多いWS。

ボジションを変わることは灰羽にMBとして負けているからだと思って一瞬悔しさを感じるも、レシーブの練習に打ち込んできた犬岡。

レシーブも磨いて行かなきゃ 日向に勝てない

久しぶりの直接対決で日向の成長ぶりを目の当たりにしてびっくりの犬岡ですが、ブロックの反応の良さは健在です。

烏野の強烈サーブに対してもしっかりとレシーブを上げて、高さの補強だけではないという証明ができましたね。

優しそうでなかなか厳しい海さんの「ナイスレシーブ」(お墨付き)もしっかりともらいました!

(お手本となる海さんのレシーブのシーンもすごくカッコよいです!)

日向と犬岡のライバル関係、これからも続いていきそうです。

研磨と黒尾さん

第2セットを烏野にとられ、チームメンバーひとりひとりをフォローする黒尾さん。

そんな黒尾さんを見て、昔“人見知り”“引っ込み思案”だったなんて誰も想像しないだろうと思う研磨。

小学校の時に引っ越し先で研摩と出会い、勇気をだして行ったバレーボールの練習で猫又先生と出会うことで黒尾さんは変わっていきます。

人付き合いは変わっても、研摩のことをよくわかっている黒尾さん。

“人見知り”“引っ込み思案”だった時期があったからこそ、いろいろなタイプの人の気持がわかるのかもしれませんね。

第3セットの途中、研摩がネット際のボールをどうするか迷っていたときにジャンプして待っていた黒尾さん。

すかさず、研磨がワンハンドトスを上げてクイック攻撃をします。

稲荷崎の宮兄弟のプレーもそうですが、息がぴったりあってないとできないことですね。

幼馴染で小さい時から共にバレーボールを練習してきたからこそのプレーでした。

敵だけど互いが互いの師

黒尾さんは、ツッキーの「徹底ネチネチブロック」の師です。

リード・ブロックは最後に嗤うブロック

頭でわかっていたって 遂行できるとは限らない

ブロックの理想は当然スパイクを止めること

「どシャットキメて一気に盛り上げたい」

「もう本能で動いてしまえ」

疲れたり劣勢になる程 そんな風に考える

でも

ツッキーの「徹底ネチネチブロック」にさ 皆が腹立つワケじゃん?

そんでさ

「良かった 間違えてなかった」って 思ったんだよね

自分が伝授した後輩のプレーをみて、間違えてなかったと思う。

そんな考え方があるんですね。

そして、リエーフもブロックの面白さに目覚めている感じ。ブロックからレシーブへの連携がしっかりととれています。

黒尾さんの教えはツッキーとリエーフにしっかりと根付いていますね。

その他にも、ノヤっさんのミラクルプレイや、夜久さんの日向の「ドン」ジャンプに対する対応の早さなど、敵だけど互いが互いの師だからこそ、お互いのいいところが引き出されているシーンが盛りだくさんでした。

日向と研磨の勝負

「鬼と鬼だな」

先生がそう言った時も「でもやっぱり翔陽は“金棒”じゃん」て思ったんだ

でも違った

日向は多機能・高攻撃力の金棒だが鬼ではないと思っていた研磨。

影山なくしては日向は活きないという意味でしょうか。

しかし、日向がしっかりと狙いを定めてスパイクを打っているのを見て考えを改めます。

次は何が起こるかな

…やっぱり翔陽は戦う度新しい。

35巻では日向を一時攻略して無関心になった研磨でしたが、研磨のなかの日向に対する情報がどんどん変わっていきましたね。

3セット目中盤の研摩と日向は、もう意地と意地の張り合いのような戦いぶりです。

怒涛のラリー、日向のフェイントを見切ったと思った研磨でしたが、日向はロングプッシュを仕掛けていました。

取り損ねた研磨。

倒れ込みながら口についてでた言葉

「たーのしー」

日向にとってその言葉は何よりもうれしかったでしょうね!

ガッツポーズが物語っていました。

カバー裏の二人は?

稲荷崎の3年生大耳さん(MB)と赤城さん(Li)でした!

まとめと37巻の発売日

ハイキュー!! 36巻いかがでしたか?

ついに研磨に「たーのしー」と言わせた日向。嬉しそうでしたね!

両校のメンバーが互いの良いところを引き出しあって、もう勝敗なんてどうでもいい!と思うぐらい見どころ満載の36巻でした。

大舞台でのゴミ捨て場の決戦もクライマックスを迎え、勝負の行方は37巻に持ち越しです。

最高のライバル同士の戦い。ずっと見ていたい気分ですが、どんな結末が待っているのか楽しみでもあります。

ハイキュー!! 37巻は、2019年4月4日発売予定です。

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