メンタルクリニックの先生に「感情をどう扱ったらよいかわからない」と言ったら、おすすめの本を何冊か教えてもらいました。その中に伊藤絵美さんの本も含まれていました。
先生からすすめられた本はけっこう本格的なワークブックだったので、もうちょっと気楽に読めるこちらの本を買ってみました。
『セルフケアの道具箱 ストレスと上手につきあう100のワーク』伊藤絵美(著)

最初に「苦しさのものさし」「しあわせのものさし」のワークから始まって、自分でできる100個のワークが載っています。
少しずつワークを進めている状態ですが、今は「ストレス日記」を書くワークがお気に入りです。
どんなワークかというと、ストレスを感じたものを書き出すワークです。
- 「ストレスのもと」になるような「刺激」「出来事」「変化」をストレッサーという
- 大小のストレッサーに気づき、受け止め、外在化する(書き出す)
- ポイントは、特に小さな、ささいなストレッサーにも気づきを向けること
ストレッサーを日々観察し、書き留めるだけでも、セルフケアの効果があることが心理学で確かめられているそうです。
「ストレス日記」のやり方として、鍵をかけたツイッターのアカウントを取得し、そこに延々とストレッサーを書き連ねるのもよいとあったので(伊藤さんもやっているそうです)、実際にツイッターの非公開アカウントを作ってストレッサーを書いてみました。
そうすると、ストレッサーがでてくること、でてくること!
書き出したらすぐに気分が変わるわけではないですが、ほんの小さなストレスでも感じたら「あ!これも「ストレス日記」に書いとこ!」と思うようになりました。
一度読んで終わりというような本ではないので、焦らず急がず無理せず、ワークをやっていきたいです。